集成材

集成材で品質均一化と強度性能を高める

Point ① 木の持つ強度のバラツキを少なく、リスクを低く

集成材の大きなメリットは、その品質の安定性にあります。集成材は小さな木材を組み合わせて接着剤で貼り合わせて作ります。加工する木材をきちんと選別しているので品質のバラツキが少なく、大きさや色味などを統一することが可能で、高い強度を担保することができます。また、職人の腕にでき上がりが左右されにくく、住んでいるあいだに壁やフローリングにすき間ができるリスクも低くなります。「クリアコート」では日本農林規格の基準をクリアした、エンジニアリングウッドJAS集成材を使用しております。

エンジニアリングウッドJAS集成材

 

Point ② 自然環境に強い

集成材は塩分や酸やアルカリに強い材料です。そのため、他の建築用材が苦手とする場所や用途にも使用することが出来ます。

集成材の作り方と利便性

高乾燥で伸縮しない

生き物である木は水分を多く含んでいるため、乾燥が不十分だと強度低下・反り・割れを生じてしまいます。そのため集成材用の木材は天然乾燥に加え、更に乾燥装置を用い木の細胞膜内の水分まで放出させ、反り・割れを防ぎ、強度アップを図っています。

自由な形状に

集成材は幅、厚み、長さ、方向にとらわれず自由に接着・調整することができるため、長大材や湾材を製造することができます。また、強度に合わせて原材料を選別することも可能なので、自由なデザイン構造計算に基づいて必要とされる強度の部材も供給することができます。

強度は天然素材の1.5倍

天然木には、大節、割れなどの欠点があります。集成材はそれらの欠点を除いたうえ、積層することにより、品質を均一化し、強度性能を高めています。特に建築基準法が性能規定化されるに従い、強度性能が表示される構造用集成材は信頼性の高い部材です。

自由設計の家|骨組み

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